犬猫とアレルギー
私のこども時代のもっとも古い記憶の一つが、犬ともみくちゃになりながら坂道を転げるというものだ。
その犬の犬種がビーグルで、マイクという名前だったことは、きっと後から聞かされて憶えたものだと思う。
いずれにせよ、私はこどもの頃から犬や猫をはじめとする動物が好きだった。
残念ながら、アレルギーがあるためペットとして飼ったことはないけれど。
そんな私だが、動物の中でも猫を偏愛していて、その中でも野良のオスが一番好きだ。
猫はどこか色っぽくて、しかもかっこいい。さらに言えば、人間以上の知性があるように人を錯覚させる。
実際、彼らの恋愛の駆け引きは、人間と比べても相当に繊細で微妙だ。
本当に不思議な生き物だと思う。
ただ、犬と猫のどちらから好かれるかと言うと、私は犬に好かれる方だと思う。
しかも、トイプードルとかフレンチブルとか、なぜか小型の愛玩犬に好かれる。
すれ違った犬が私の手を舐めて、飼い主に謝られるということを何度も経験している。
それを考えると、マイクがこどもの私の子守をしてくれた理由も、わかるような気がする。
ただ、犬猫は長生きだし、歳を取れば介護も必要になる。
その責任を思うと、私のように最初から地域猫や人の飼い犬を愛でるというのも、悪い選択ではないのかもしれない。
まあ、アレルギー持ちの負け惜しみですが…!
【スタッフ あきら】
2025/07/11
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